授業アンケートFURIKAについて
平成30年度から全学統一の実施体制のもと全科目でWebによる授業アンケートを開始しました。当アンケートは学生が自己の学習を振り返り、自律的な学習者として成長する支援のため、学生のパフォーマンスに焦点を当てた設問項目から構成しています。回答結果について、教員は全学的・組織的な教育改善に活用し、学生は自身の学習の到達状況の確認や学習姿勢の改善に活用できるようになっています。
FURIKAは授業アンケートの設問項目だけでなく、フィードバックを含めたシステム全体を指し、
“Fukuoka University self-Reflection Index of Knowledge, Abilities, and Attitudes”の頭文字から名付けられています。同時に、“FURIKA”という名称には、学生や教員がこのシステムを通じて教育や学習の成果を振り返り(FURIKAえり)ながら、福岡大学の教育全体を向上させていってもらいたい、という願いも込められています。
FURIKAに関するお問い合わせはkyokiko*adm.fukuoka-u.ac.jp(*を@に置き換えてください)までご連絡ください。
※当サイトに掲載されているマニュアルや資料集等の無断転載はご遠慮ください。
転載や二次利用を希望する場合には、教育開発支援機構の許諾を事前に得ていただく必要があります。
FURIKAの特徴
・ Webにより全科目実施します。
・ 「学生が何をどこまで学んだか」が中心の設問項目です。設問項目は以下の5つです。
① 学習時間:一回の授業に対してどれくらい学習(予習復習、資料の収集・閲覧を含む)しましたか?
授業前後に友人と内容について話したり、試験勉強や課題のレポートを書いた時間も含みます。
② 到達度:この授業シラバスには、以下の到達目標が設定されています。
あなたはこの授業をうけて、各到達目標にどの程度到達できたと思いますか。
③ 積極性:この授業に対してどの程度主体的・積極的に取り組むことができましたか?
(前向きな姿勢での出席、予習復習、課題の提出、授業での発言、グループワークでの活動への参加)
④ 理解度:この授業の内容はどの程度理解できましたか?
⑤ 学んだこと:この授業で特にあなたが学んだことは何でしょうか?
・ データは担当教員個人単位、学位(教育)プログラム単位、学生個人単位でそれぞれ分析し、
結果をフィードバックします。
実施手順
アンケート実施手順
① 授業アンケートの実施について、アンケート実施前の授業でアナウンスを行います。
② 授業アンケート実施直前、授業の総括を行います。
③ 授業アンケート実施中、FUポータルで回答状況を確認します。
④ 授業アンケート後、フィードバックが成績と同時に公開されることをアナウンスします。
⑤ 採点期間終了後、フィードバックが成績と同時に公開されることをアナウンスします。
フィードバック情報の見方
授業アンケート メニュー一覧
・ アンケート内容 ・・・それぞれの設問項目の単純集計結果を棒グラフで表示します。
・ 集計結果 ・・・アンケートの設問項目の集計結果を、全受講生ごと、男女別、学年別に
棒グラフで表示します。
・ 所属学部と到達度・・・共通教育科目の集計結果を受講生の学部別に棒グラフで表示します。
・ 成績と到達度 ・・・教員による客観的な成績評価と学生の主観的な自己評価の関係を
T図で表示します。
・ 出席と到達度 ・・・学生の出席率と学生の主観的な自己評価の関係をT図で表示します。
・ 学んだこと ・・・設問項目5「この授業で特にあなたが学んだことは何でしょうか」についての
回答結果が表示されます。
フィードバック情報のダウンロードについて
フィードバック情報は、学内であれば先生方ご自身の判断で公開できます。
必要に応じて教員間で共有する等してご活用ください
※フィードバック情報はFUポータルから確認できます。
各種マニュアル
分析結果
学外での報告
その他の媒体における情報公開
上記以外でFURIKAの情報を公開している媒体へのリンクを記載しておりますので、ご覧ください。
・ きこうだより
・ 学習ナビ
・ 教学IR Fact Book(学内限定)