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平成30年 5月25日 教職員向け 平成30年度 第3回「E-ラボ(Education-Labo)」開催のお知らせ

平成30年 5月25日

教職員各位


下記のとおり「アクティブ・ラーニング型授業の実践事例―歴史学入門演習Ⅰ―」というテーマで、平成30年度第3回 「E-ラボ」を開催いたします。


アクティブ・ラーニングという言葉から、どのような授業を連想されるでしょうか。企業や地域の方々と連携しつつ社会的な課題を解決していく授業を思い浮かべるかもしれません。また、Moodleを活用した反転授業のように、特別なシステムを用いた授業を想像するかもしれません。確かに、これらの授業は、アクティブ・ラーニング型の授業の一つではあります。

しかし、アクティブ・ラーニング型の授業とは、特別な環境や道具を必須とするものではありません。アクティブ・ラーニング型の授業に関する重要な要素の一つとして指摘されているのは、「認知プロセスを外化する」ということです。「外化」とは、授業においてインプットされた事項(知識やそれらを踏まえた思考など)を、「書く」「話す」「発表する」などの活動を通じてアウトプットすることです。こうした活動を通じて、インプットされた事項を整理、確認することが可能となり、学習を深めることにつながるといわれています。

このような活動は、何も目新しいものではなく、伝統的に行われてきた大学の授業の中にも既に多々含まれています。例えば、卒業論文やゼミ、演習科目などは、典型的なアクティブ・ラーニング型の授業であるといえるでしょう。

そこで、第3回のE-ラボでは、文系演習科目におけるアクティブ・ラーニング型授業を見学することにいたしました。見学する授業は、森丈夫教授(人文学部)の歴史学入門演習Ⅰ(専門教育科目/受講生20名)です。森教授がこの授業において意識されていることは、学生が学習したこと踏まえ、思考を整理して発表するという点です。今回は、学生の発表の様子等も含め、授業を見学させていただく予定です。


開催日時等の詳細については、下記のとおりです。ご多忙の折とは存じますが、多くの先生方のご参加をお待ち申し上げております。なお、事前配付資料等がございますので、ご参加いただける方は開催日の1週間前(7月6日(金))までに教育開発支援機構事務課へお申し込みくださいますようお願いいたします。



 日   時 平成30年 7月13日(金) 10時25分~12時40分
 場   所 PC教室F(文系センター棟3階)
 ※教育開発支援機構事務課(A棟地下1階)に10:25集合
 テ ー マ アクティブ・ラーニング型授業の実践事例―歴史学入門演習Ⅰ―
 講   師 森 丈夫 教授 (人文学部 歴史学科)
 内   容 ※詳細はこちら(学内限定)をご覧ください。
 主   催 教育開発支援機構
 申 込 先
お問い合わせ先
教育開発支援機構事務課(担当:川口・十時)
 内線:2852
 E-mail:kyokiko@adm.fukuoka-u.ac.jp

【プログラム案内チラシ】

PDF版はこちら(学内限定)をご覧ください。


※過去のE-ラボの開催状況については、こちらをご覧ください。